独特な世界観のお化け屋敷
最近のお化け屋敷では「世界一距離が長いお化け屋敷」とか、「何かのミッションをクリアしないと出られないお化け屋敷」など、「絶対的な恐怖」の演出が目立っています。
一方で、その逆を行くような独自の世界観で恐怖を演出しているお化け屋敷も沢山あるのです。今回はそれらの中から5つのお化け屋敷を紹介します。
筑波山ガマランド「ガマ洞窟」
筑波山といえばガマの油売りでも有名ですが、筑波山のふもとにはそのガマをテーマにした知る人ぞ知るミニ遊園地「筑波山ガマランド」があります。メインアトラクションが「ガマ洞窟」。洞窟に作られているお化け屋敷なのですが、入口には別世界に入ってみようという看板が。実際に洞窟の中に入るとまさに別世界・・昭和な恐怖の世界でありカオスな世界が洞窟内に広がっています。
※ちなみにホームページがありません。「筑波ニュー三井谷」という食堂が経営している遊園地で、参考までに食べログのリンクを記載しておきます。
http://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080201/8009305/
プラムの国「恐怖の洞窟」
群馬県みなかみ町にある「プラムの国」は広さが1万平方メートルもあるプラム農場ですが、なんとその中央にお化け屋敷があるのです。しかも農場の方が手作りしたお化け屋敷なのです。洞窟大明神に見送られて中に進んでいくと・・不気味な人影が洞窟内に・・・そして得体の知れない生物が・・・出てきたときにはきっと解放感に満ち溢れることでしょう。
http://homepage3.nifty.com/puramunokuni/
怪しい少年少女博物館「あやしい夜の小学校」
「怪しい少年少女博物館」は静岡県伊東市にある昭和の学校のような佇まいをしている博物館で、レトロなおもちゃなどが展示されています。その展示物にも古めかしい人形や医療標本などちょっと怖いものがあるのですが、その奥へ行くと現れるのが「あやしい夜の小学校」というお化け屋敷。心霊スポットではないかと思うレトロカオスな雰囲気の中で、真っ暗な中を進むと予想以上の恐怖に包まれることでしょう。
http://ayashii.pandora.nu/
ナンジャタウン「地獄便所」
東京・池袋にあるナムコのテーマパーク「ナンジャタウン」。パーク内にはエリア自体がお化け屋敷となっている「もののけ番外地」がありますが、その中にある小学校の「トイレ」がなんとお化け屋敷になっています。
便座の椅子に座ってヘッドホンで3D音響を聴くタイプのお化け屋敷で最大2人まで同時に楽しむことができます。もちろん本当のトイレではなくあくまでアトラクションなので、怖くなってトイレに行きたくなったら本物のトイレへ行くように注意しましょう。
http://www.namco.co.jp/tp/namja/
日光江戸村「地獄寺」
日光江戸村にあるお化け屋敷「地獄寺」。地獄の世界を体験するお化け屋敷で、閻魔様をはじめまさに地獄絵図を目の当たりにすることになるのですが、他のお化け屋敷とはちょっと違う点があります。それは「ラスト」。お化け屋敷といえば最後の最後まで恐怖に包まれることが多いですが、日光江戸村のお化け屋敷は地獄から逃れた極楽の美しい世界に臨むことができるのです。恐怖に耐えた人だけが見られるのは極楽浄土!!
http://www.edowonderland.net/