世界初のお化け屋敷はどこにできたか知っていますか?
色々なルーツあるものの、意外な場所でお化け屋敷ができたのです。
ちなみに、日本で初めてのお化け屋敷も怪談話をより怖く演出するためにしかけを作ったところから発祥していると言われています。
さて、それでは世界のお化け屋敷のルーツについてご紹介いたしましょう。
世界初の恐怖の仕掛け
エジプトのピラミッド
お化け屋敷のルーツはエジプトにあるといわれています。
紀元前3000年ごろから紀元前1800年ごろのエジプト王朝ではピラミッドが作られていましたが、その中にお化け屋敷のルーツがあるといわれているのです。
王族の墓と言われており、一緒に宝飾品が埋められていたことから、墓泥棒がいたようです。
その墓泥棒からピラミッド内を守るために一部のピラミッドで仕掛けが設置されたそうです。蛇が置かれたり、骸骨があったり、迷路など怖い仕掛けをしていたものがあったらしく、人工的に恐怖の演出装置を配置した最初のケースと言われています。
ちょうど「インディージョーンズ」や「ハムナプトラ」のようなイメージだったんでしょうか。
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お化け屋敷の起源
キリスト教の布教活動
お化け屋敷の起源はキリスト教の布教活動と言われています。
12世紀~14世紀ごろ、ヨーロッパでキリスト教とは何かを伝えるためにページェントが行われていたそうです。
ページェントとは、ページを開き物語を見るというような意味合いの語源で、聖書に書かれている内容を伝えるための演劇です。
聖書の中にはキリストの伝えだけでなく、怖い内容もあり、そこから教訓を学んだり怖さを楽しんだということです。
人々を集めて、そこに怖い演出があったそうで、お化け屋敷の起源ともいえるのです。
余談ですが、キリスト教だけでなく、宗教とお化け屋敷要素というのはよくあるものです。
仏教でもその教えを表現して地獄の世界を表してある施設や洞窟があるお寺があります。
これも布教活動として「悪いことをしてはいけない」という教えと、「怖いもの見たさ」という恐怖感の娯楽が合いまった施設ということができるでしょう。
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世界初の常設型お化け屋敷
Chamber of Horrors(ロンドン)
アミューズメントとしてのお化け屋敷で現在分かっている範囲で最も古いものは、1835年ロンドンにできた「Chamber of Horrors」です。作ったのはマダムタッソーさんです。
マダムタッソーって何か聞いたことがあるなという方、そうです日本のお台場にも「マダムタッソー東京」という蝋人形館があります。
1761年に生まれたマダムタッソーは蝋人形師で、1831年にロンドンに蝋人形の常設展示スペースを作りました。
そしてそのビルの地下に1835年に作ったのが「恐怖の部屋(Chamber of Horrors)」。悪名高い犯罪者や暴君などの蝋人形が展示されていたそうです。
専用の入館料が必要だったということで有料のお化け屋敷といえます。
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日本一怖いお化け屋敷などの情報はお化け屋敷の大特集でご覧ください。。。
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