バンジージャンプの起源は「成人の日の儀式」なのです。
バヌアツ共和国のニューヘブリディーズ諸島にあるペンテコスト島で行われていた「ナゴール」という成人になるための儀式で、足に蔦を巻き、やぐらから飛び降りて勇気を見せているのです。
1970年代に実験ジャンプ、アラン・ジョン・ハケット氏が仲間のクリス・シグレコウとともに、安全にナゴールができるためのロープを研究し、1980年代半ばに超伸縮性があり弾性をもったロープをつくりました。これを、ゴムひも、つまりニュージーランド語でいう「バンジー」と呼んだのです。
つまり、バンジージャンプの「バンジー」とは「ゴムひも」という意味なんですね。
アラン・ジョン・ハケットが個人でのバンジージャンプを開始し、遊びとしてはじめて世界へと広まったのです。1988年にアラン・ジョン・ハケット氏がビジネスとしてのバンジージャンプを開始しました。