夜の帳(とばり)がパークの扉を閉めるとき、 闇夜はその世界の鍵を開いてしまうのだ…。 今日も投稿された、パーク内であった怖い話の中をご紹介しましょう。 この話は従業員の方が実際に経験された話です。 投稿いただいた方に、この場を借りてお礼申し上げます。 ◇■第8話・お化け屋敷の子ども(東京・某日野テック) 学生時代に日野テック(仮称)でアルバイトしてた時の話です. 自分の職場は催事係りだったのですが、お化け屋敷の切符切りのおばちゃんと仲良くなり、昼食の後などに暇つぶしがてら、いつもただで入れてもらってました.(お化け屋敷は、従業員食堂の近くにあるので) ある日お化け屋敷の前を通るとそのおばちゃんが 「お客さんが出てこないから、見てきて」と、頼まれました. 時々お客が怖くて中で立ち往生する場合もあったので、今回もそれだなと思い中に入りました.もう何十回も入ってるので、仕掛けなどは自分には全然怖くありません.それで見落としがないように、ゆっくりと隅々まで探しながら歩いていくと出口に着いてしまいました. で、おばちゃんに「お客さん出て行った?」と聞くと「誰も出てこない」と云います.そのお化け屋敷は出入り口が兼用なので、出るお客は必ずおばちゃんの目にとまります.見落としたかもと思い、今度は入り口と出口から同僚と二人で入りましたが、中でその同僚と出遭っただけで、お客には会いませんでした. 話はそれだけなんですが、もしおばちゃんの言うとおり本当にお客が入ったのならばあのお客は何処に消えたのが不思議です. ◇■第9話・お化け屋敷の子ども(東京・前楽園) 今はもうありませんが、私は前楽園(仮称)の「櫻津和夫のお化け屋敷」で今年の4月まで7年間勤務しておりました。 あそこも結構「出る」ところでして、いろんなことがありました。 一部の係員の間で共通して目撃されたのは「三つ編みの少女」と「青い帽子の少年」です。 私の同僚の社員は、開園前の点検中に通路の曲がり角で「三つ編みの少女」と鉢合わせ、自分の体をその少女が通り抜けたらしいのです。 よくあったのが巡回中に首や足首を掴まれたり、係員がいないのにもかかわらず手動の仕掛けが勝手に動き出したりとか、とにかく挙げればキリがないほどの怪現象が起こってました。 ◇テーマパーク・遊園地で働いているみなさん、是非体験談をお寄せください!
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