ジェットコースターの歴史
世界初のジェットコースターは?
■ジェットコースターの起源ジェットコースターの原型は、ロシアの「そりすべり」意外なことかもしれませんが、ジェットコースターの原点はロシアにあるのです。 ジェットコースターの原型は「ロシアの山」とされています。もともとロシアには、氷の山を上からソリを使って滑る滑り台のようなものが遊びの一つとして楽しまれていました。 この「ロシアの山(Russian Mountain)」はその後進化をとげます。 |
■1800年代前半なんと、ジェットコースターはフランスに誕生したこの一方で1800年代初期に、フランスのVosgesにあるRaon-l’Etape 採石場では丘に線路を敷き、そこに箱型のソリを乗っけてすべる遊びがあったといわれています。写真が残っていますが、情報が少なくよくわかっていません。これは推測になりますが、1700年代後半に即位したロシアの女帝エカテリーナ2世は、フランスの文化交流を大変盛んに行っていたと言われていますので、そのころにオラニエンバウム宮殿に設置された「The Katalnaya Gorka」が伝わっていった可能性があるのではないかと考えています。 フランスに伝わったこのソリ遊びが、単独施設としてがすぐ後にパリに作られることになります。1817年に「The Les Montagnes Russes a Belleville (ベルビーのロシアの山)」が作られました。ロシアという名前が入っているように、まさに伝承された施設だったのでしょう。 さらに1846年には「Centrifugal Railway」という一回宙返りするコースターがパリには誕生していたというので、その人気ぶりと技術力に驚きです。 |